こんにちは。鈴木です。
パニック障害になると、仕事に大きく影響を及ぼしている人も多いです。
「このまま仕事を続けられるのだろうか」と考えるでしょう。
そこで、この記事ではパニック障害の人が仕事を続けるために大切なことを2つ紹介します。
仕事を続けるかどうか迷っている人は参考にしてください。
1.パニックが起こりそうなことを避けないで克服する
当たり前のことですが仕事を続けるならば、パニックを克服することが大切です。
しかし、ここに力を注ぎ切らない人が結構多いです。
克服しようとするより、不安から避ける生活になってしまっています。
「パニックにならないようにするためにはどうしたらよいか?」と考えて行動していませんか?
朝の満員電車、会議など自由に出られないも避けるとか。
どうしても避けられない時は頓服やフリスク、水など使い、その場をなんとかやり過ごすことばかり考えている。
ところが、不安なことを避ければ一時的に安心するけれど、後でもっと怖くなるのがパニック。
いつパニックが起こるかにおびえ、予防することばかり考え、仕事に支障をきたします
不安なことから逃げていれば怖いままです。
または良くなったり悪くなったりを繰り返すでしょう。
不安なことを避けたり、安心しようとしているうちは改善は難しいし、再発もしやすいのです。
満員電車や会議室を避けていてはダメ
会社側にパニック障害と伝え、満員電車を避けたり、会議を免除してもらっている人もいるでしょう。
そのように指導している医療関係者もいます。
最初はそれでよいかもしれません。
少しずつ自信をつけて、電車や会議室を克服していければ。
しかし、その状態を続けていると周囲も「たださぼっているだけじゃないか」「いつまで免除してもらっているつもりなんだ」「甘えじゃないのか」と考えるようになることはよくある話です。
人間関係が悪くなり、職場にいにくくなります。
優しく時間をかけて見守っているくれるのが理想の会社ですが、現実的にはそういう会社は多くないと思います。
もちろん、焦りは禁物ですが、少しずつでも苦手なことを克服しないと仕事を続けることが難しくなってきます。
以上のことから、パニックで仕事を続けるなら苦手な場面を克服していくことが大切です。
不安場面を避けていて突然治った!ってことはほとんどありません。
「不安なことは避けてなんとかならないか」にならないようにしましょう。
どのようにすれば、パニックを改善できるかについてのポイントはこちらに書いているので参考にしてください。
2.仕事のストレスが強い時は無理せず環境調整を考える。
不安な場面を克服するのは大切ですが、仕事がやたら忙しくて寝る時間がない、上司の叱責が激しい、不規則な生活はパニック悪化の元になります。
特にストレスがきっかけで発作が出やすい人は、いくら不安場面を克服しようとしても難しいものです。
「周りもこれくらいやっているから」「自分だけ楽はできない」「自分は甘えているだけじゃないか」と、つらくても長時間労働や人間関係に耐えていたら、そりゃどこかメンタルがおかしくなります。
ついていけない、仕事が合わない、上司と合わない場合は、異動や転職など環境を変えた方がよいこともあります。
人によっては、それでパニック発作が収まる場合はありますし。
会社に相談してましょう。
冷静に考えられないくらい、追い込まれているなら一度休職をして心身ともに休でから今後のことを考えるのも手でしょう。
悩んでいる時は視野がものすごーく狭くなっています。
もうアリの巣くらい狭いです。
「嫌でも仕事続けるか、やめるか、死ぬしかない」とか極端なことしか考えられない状態になっています。
こんな時にどうすればよいかを考えるなんて無理な話です。
きちんと病院にいき、自分の今の状態を第3者にみてもらって、必要であれば休職も考えましょう。
まとめ
パニックを抱えながら仕事をすることは大変です。
この二つを心にとめながら、やっていきましょう。
1.パニックは避けずに克服するようにする
2.仕事がストレスの時は無理せず環境調整
克服の仕方がいまいち自分人でできない人は相談してい下さいね。